ベトナム・サパ【1泊2日ホームステイ&トレッキングツアー】棚田の絶景に大満足です

ベトナム北部旅行というと「ハロン湾」があまりにも有名ですが、実は棚田と少数民族で有名な「サパ」もかなりおすすめです。さて、そのサパでの過ごし方ですが、自然が大好きな方、体力にちょっと自信がある方や学生さん、バックパッカーさんなら、「ホームステイ&トレッキングツアー」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ちょっぴりハードだからこそ味わえる感動が待っていますよ!

サパってどんなところ?

ホームステイ&トレッキングツアーについてご紹介する前に、まずサパとはどんな場所なのかご紹介。

サパはハノイから高速バスで約5時間、ベトナム北部の山岳地帯にある街です。フランス植民地時代には、フランス人の避暑地として開発されました。

サパの街の周りには、モン族やザオ族など少数民族の村々があり、各村には美しい棚田が広がっています。また、民族たちはそれぞれ個性的な民族衣裳をまとっていて、それらを見比べるのもサパの楽しみ方の一つ。

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サパでどんなことができるのか、サクッと知りたい方はこの記事を参考にしてくださいね。

【2018年】初めてのサパ旅!おすすめ観光11選~ツアーから穴場カフェまで~

代表的な1泊2日トレッキングツアーの流れ

サパがどんな街かなんとなくイメージできましたか?ここからは本題。「ホームステイ&トレッキングツアー」についてです。ツアーの始まりから、じっくりみていきましょう!

ホテルやバス、ラオカイ駅にピックアップ

ほとんどのトレッキングツアーは、宿泊ホテルにピックアップがあります。また、ハノイで1泊2日トレッキングツアーを申し込んだ場合、高速バスの到着場所やラオカイ駅へのピックアップが。モン族の英語ガイドさんについてトレッキングスタートです。

ホテルからサパの街の中を歩いて、田んぼへ向かいます。この時、ガイドさん以外のモン族さんもぞろぞろと一緒についてきます。というのも、後でお土産を売りたいから。背中に背負った籠にはお土産がどっさり入ってます。ちょっとしつこいですが、無理に買う必要はありませんよ。

田んぼの中を歩く

しばらくすると田んぼ道へ。

途中の休憩所でリボン(1万ドンくらい)を売っている民族さんに出会ったり

モン族の衣裳に使われるインディゴ(藍)についての説明を聞いたり

もちろん、棚田を見たり

絶景ポイントに立ち寄ったり。こちらの休憩所からはイーリンホー村の美しい棚田を見ることができますよ。

トレッキングは10キロ以上あるのですが、見所盛りだくさんなので、楽しく歩けます。

もりもり食べようランチタイム

朝からトレッキングをするツアーの場合、トレッキングの途中でランチタイムが。多くのツアーがラオチャイ村のレストランで昼食をいただきます。ご飯がすすむおかずばかりが並びます。

たくさん歩いたので、もりもり食べられますね。

ラオチャイ村&タヴァンを歩く

昼食のあとは、ラオチャイ村からタヴァン村へ続く道を歩きます。

お土産屋さんやら学校など。民族の今のリアルな生活を垣間見ることができますよ。

タヴァン村のホームステイ先に到着

だいぶ歩いたなぁ、そろそろ疲れたぁ、というところでホームステイ先に到着!ツアーで利用する家は、ホームステイと言っても、きれいな布団があり、ゲストハウスや民宿といった感じ。中の様子をちょっと見てみましょう。

ほとんどの場合、ホットシャワーや水洗トイレも完備。バスタオルの貸出もあります。

でも、そうはいってもホームステイ。台所の見学なども可です。

こちら、みんなで食事がとれるリビングのような場所。宿泊者全員がこのテーブルに集まり夜ごはんをいただきます。

ツアーや日によって、ステイ先は異なりますが、だいたいの雰囲気は似ていますよ。

到着後は、フリータイム

到着後はフリータイム。ホームステイ先周辺にはカフェがあるので、カフェでのんびりするもよし。

まったりお散歩するもよしです。

(お昼にサパを出発するツアーはこのフリータイムの時間が短くなってしまうので、できるならば朝出発のツアーを選んだ方がいいかもしれませんね。)

ホームステイ先のご飯はうまうまボリューム満点

夜ご飯はホームステイ先で提供されます。昼ご飯よりもがっつり?ステイ先のお母さんやお父さんが、愛情たっぷりの料理をどっさり作ってくれますよ。

そして、朝ごはんはほとんどのホームステイ先でパンケーキ。(今まで3回ツアーに参加しましたが、すべてパンケーキでした)

はちみつをたっぷりかけて朝から幸せ気分です。

2日目ももちろんトレッキング

2日目ももちろんトレッキングです。朝から元気に歩きましょう。

2日目も、棚田を眺めながら歩くので、棚田の景色をたっぷり堪能できます。

ランチを食べ車でサパへ

しかし、2日目のトレッキングは1日目より短くあっという間。2日目のお昼にて、トレッキング終了です。

車でサパへと戻り、ツアー終了です。

トレッキングツアーの写真集

1日目の絶景ポイント。みんな写真を撮ることに夢中。

2日目の滝から眺める絶景ポイント。水の音が心地よいです。

藍の葉をもみもみ・・・

真っ青です。

水牛さんに出くわすこともしばしば。

民家と棚田の景色も味があります。

わんダフル・・・

朝出発か昼出発か

1泊2日トレッキングツアーには、朝出発のものと昼出発のものがあります。基本的なトレッキングルートは同じですが、朝出発の方が早くホームステイ先に到着するので、ホームステイ先での自由時間が長くなります。

基本的なルート

1日目:サパ→イーリンホー村→ラオチャイ村→タヴァン村(ホームステイ)

※1日目はすべてトレッキング

2日目:タヴァン村→ザンタチャイ村→車でサパへ

ハノイを早朝に出発し、高速バスでサパへと向かった場合、その日の昼からのツアーに参加することができます。また、列車や夜発のバスでサパへ向かった場合は、翌日の早朝に到着するので、朝出発のツアーに参加することになるでしょう。棚田を満喫したい人は、トレッキング日の前日夜にハノイを出るのがおすすめです。

現地で予約した場合も、基本的には朝発でしょう。

なんでツアーなの?個人で棚田に乗り込んでみた

多くのツアーがタヴァン村でホームステイをします。このタヴァン村、実は個人で行くことも可能です。サパからトレッキングツアーで通る道とは別の太い道を、地図アプリに従い歩いていけば自分で行くことができます。

※途中、入村料を払うポイントがあり75,000ドン(約375円)。

もちろん、バイクをレンタルしたり、バイクタクシーで行ったりも可能。さらにサパエクスプレスがシャトルバス(5万ドン)を出しています。

しかし、それじゃあ棚田の中を歩くことはできません。トレッキングらしくありませんよね。というわけで・・・

「個人で棚田の中を歩くことはできないの?」

それを確かめるべく、個人で棚田の中に入ってみました。

が・・・。トレッキングツアーで歩くルートの中には、地図アプリに入っていないルートもあります。また、ガイドさんによって通る道も若干違います。過去3回参加したツアーの記憶とマップスミー(地図アプリ)を頼りに一人で田んぼの中を歩いてみましたが、ガイドさんのように歩きやすい道を選ぶことができません。

それに心なしか絶景ポイントも逃しているような・・・

GPSがかなり正確に働くので、一人でもなんとかラオチャイ村にたどり着くことができました。ラオチャイ村からタヴァン村へはわかりやすいのですが、ラオチャイ村までの田んぼ道はかなり大変です。

そして、後から人に指摘されて気づいたのですが、自分で適当に歩くと、田んぼの畝(うね)を破壊しているかも・・・。一生懸命、田んぼを作った民族の人からすると、いい迷惑ですよね。

というわけで、自分で行く場合は、地図に載っている道を進んだ方がいいでしょう。そして、棚田の中を歩いてみたいという人は、ツアーを選びましょう。

トレッキングツアーへの申し込み方

サパの1泊2日ホームステイトレッキングツアーへ参加してみたいと思った方、申し込みはハノイでも、サパ現地でも可能です。

ハノイで予約して時間の節約

ハノイのホテルや旅行代理店で予約すると基本的には、バスや列車を含んだツアーです。だいたい目安は100ドル前後。おそらく、バスの到着場所やラオカイ駅にピックアップがあるでしょう。

現地予約より若干高めになることが多いですが、ハノイでトレッキングツアーを予約しておけば、サパについてすぐにトレッキングをスタートでき、時間の節約になりますよ。

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サパでの現地予約はお得

サパで数日間過ごす予定の人は、現地予約もありです。サパの多くのホテルやゲストハウスでは、ツアー予約が可能ですし、街には旅行会社も並んでいます。街の中心には、観光案内所もありますしね。25ドルくらいからツアー予約が可能です。

サパ・トレッキングツアーのまとめ

美しい棚田を存分に楽しむなら「1泊2日ホームステイ&トレッキングツアー」はかなりおすすめです。ロープウェイもでき、簡単にサパの絶景を楽しめるようになってきましたが、棚田を満喫したい人は自分の足で歩くべきだと思います。村でホームステイをし、のんびり過ごしましょう。また、ガイドさんと一緒にトレッキングをすることで、個人で行くより多くのポイントで棚田の絶景を楽しむことができますよ。

ハノイからのアクセスも以前に比べてかなり良くなっているので、ハノイ旅行を考えている人はサパへのショートトリップも検討してみてください。

ベトナム・サパ【1泊2日ホームステイ&トレッキングツアー】棚田の絶景に大満足です” に対して 6 件のコメントがあります

  1. ちずる より:

    サパに行く時、写真では皆さん小さいリュックなのですか大きいキャリーバッグとかはどこかに預かってもらっているのでしょうか?

    1. vietnam-hh より:

      ①ハノイの宿泊ホテルに荷物を預かってもらう。
      ②サパの宿泊ホテルに荷物を預かってもらう。
      ①②が考えられますね。
      当サイトで予約した場合、サパでホテルに宿泊しない場合(ホームステイのみ)でも、サパの提携ホテルに荷物を預けることができます。

      1. ちずる より:

        ありがとうございます!
        荷物を預かってもらえるなら良かったです!サパも入れてベトナム旅行のプランを立てます☺️

        1. vietnam-hh より:

          ちなみに、いつ頃のご旅行ですか?
          私は12月にサパへ行ったことがないのですが、お客様の話を聞く限り、あまりおすすめできません。
          寒いうえに、霧がすごいそうです。
          冬になる前・・・、11月中に行くことをおすすめします((+_+))

  2. Emily より:

    こんにちは。
    ホーチミン在住の者です。
    今度の連休にサパに行くことを考えているのですが、ホームステイ&トレッキングは3歳の子供には難しいでしょうか?
    体力的に持つのか、飽きてしまわないか心配です。
    アドバイスお願いいたします。

    1. vietnam-hh より:

      トレッキングは体力がある子ならば、小学校高学年ぐらいから可能だと思います。
      小さなお子様と一緒でしたら、シャトルバスやタクシーで村へ行くなどの方法を考えるといいかもしれません。

      また、連休はベトナムの連休と重なるために、バスの座席がなくなりやすくなっております。

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